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| 絵:矢島勝昭 ※著作権は作者に帰属します | 更新日:08.11.26 |


| 食べるものがないから乳が出ない。赤ん坊は栄養失調。この先どうなるのか ……。 炊き出しは " 1人おにぎり1個 " を貰いに行く。罹災者には1人に付き1升の応急米(4日分)と味噌が配給されたが到底足りない。 |
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| 死んだ赤ん坊はみかん箱、薪も持参で落合火葬場へ向う。何もかも用意しなければ、荼毘に付すこともできない。 |

| 夫の戦死公報をもらった妻はすでに再婚していた。戦死したはずの兵士が帰ってくると『生きている英霊』と呼ばれた。 |

| 天皇の名の下に戦争に駆り出された兵士たち。戦場で重傷を負い、あるいは結核やハンセン氏病に感染し、あるいは精神に障害を負い、せっかく帰って来た多くの人たちが、日常生活に戻ることができず、あるいは許されずに療養所に収容された。 |

| 敗戦後の混乱の中、"帝国軍人の名誉の負傷"に何の意味もなかった。職に付けず国からの補償もなく、戦闘帽に白衣を着た姿でアコーディオンを鳴らしたり、ハーモニカを吹いたり、歌ったりして通行人からお金をもらうしかなかった(現在のウイ・ロード入口付近)。 | |
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