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舞台朗読は、“朗読”とも“一人芝居”とも区別されます。原作の小説をそのまま読むのでは無く、語りながら複数の登場人物を演じます。演じるのに必要な空間は最小限、演じる人の周囲ひと回り分くらいです。 萩田さんによると「“舞台朗読”とは作品を熟読することによって、そこにこめられた作者の意図を読み取り、それに自分の感性を加え、本を放して聞き手に伝えるというもの。」その域に達するため何度も繰り返して読むことで、行間に秘められている言葉が見えてきたり、文章の裏に潜んでいる真実に気付いたりするのだそうです。 そして登場人物すべてを演じ分け、観る者をその世界に引き込んでゆくまでに作品世界をつくりあげるには、一作品で半年はかかるともおっしゃっています。 |
| 萩田さんが舞台朗読を始めたのは子供の手が離れた48歳の時。三上左京さん主宰の朗読教室「可否の会」に入会してからでした。会の先輩には、既に舞台に立っている熊澤南水さんがいらして大変勉強になったそうです。 「可否の会」では、一人で舞台に立つことが当り前とされ、早くからどんどん舞台に立つ機会をつくることが求められました。自分一人で台本づくりはもちろん、企画進行、舞台衣装や小物の手配などすべてをこなし、一人で出掛けて行き、一人で舞台に立つのです。 「最初は好きなことができるだけでよかった」萩田さんでしたが、しだいに「舞台に立ち、人に聞いてもらいたい」と思うようになります。そして、舞台に立つようになって10年、「今は、舞台でたくさんの人に聞いてもらうことが楽しく、何より一番の勉強になります。」「朗読を続けるもう一つの楽しみはいろいろな出逢いがあること」と、ますます意欲的です。 萩田さんが藤沢周平の作品を演ずる時など、観る者に物語の舞台になる江戸の町中のイメージ、その時代の人の様子が鮮明に浮かんでくるのに驚きました。それも、公演後のお話で、「一つの作品を仕上げるのに、かなりの時間を“その時代を感じてもらうための準備”にかけています。」とお聞きし合点が行きました。 舞台朗読の世界は朗読よりも演劇に近いと思います。萩田さんの舞台に触れて感じたのは、大勢で演じ大掛かりな演出を必要とする演劇より、“観客の創造力を強く刺激し独特の世界へ向かわせてくれるのではないか”ということ。そして“日本語の豊かさ”を味わえるのはもちろんですが、“人が語る”という行為から強く伝わってきたものは“言葉のもつ力”でした。これは、一人舞台、舞台朗読の世界の特性であり強さかもしれません。 ※「こうこの夢語り」公演お問合せ先/FAX:0424-68-5863 |
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コタン・サロン公演 〜藤沢周平の世界〜「遠ざかる声」 語り 萩田こうこ
―同時公演―
激しく降る雨の中、一人の盗人が神社の軒下に潜んでいる。そこへ入れかわりたちかわり雨宿りに来る人々、そこで繰り広げる人間模様。盗人の心を動かしたものは……「驟(はし)り雨」 語り 下地恵美子 |
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2007年9月1日(土)/四谷コタン/開演:13:30
指導:三上左京 協賛:可否の会 |
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〜文学作品の夕べ〜国木田独歩 作「少年の悲哀」芥川龍之介 作「魔 術」 |
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2007年4月20日(金)/鳩山会舘/19:00開演
指導:三上左京 後援:可否の会 |
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| 2003年10月3日(*)/紀尾井ホール/開演時間 指導:三上左京 後援:可否の会 |
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| 「こうこの夢語り」公演・活動記録 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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